推し活は楽しいけど、なんだか疲れる気もする……。
もしこのように悩んでいるなら、本記事が少しは役に立てるかもしれません。
推し活で疲れてしまうのは当然の現象です。
なぜなら
推し活は刺激の多い「非日常体験」
だからです。
本記事では、疲れやすいオタク代表(?)であるわたしの経験をもとに
推し活を楽しむための「ふだんどおり」の心がけについてお話しします。
推し活は「非日常」だから疲れる
近年はSNSの発達により、推しを近くに感じられる機会も増えました。
しかし本来、憧れの推しは遠い雲の上の存在。
ライブやイベントで推しを拝んだり交流したりする体験は紛れもない「非日常体験」です。
- 推しと同じ空間にいる
- 推しと会話する
- 推しと握手する
したがって、それに付随する体験も非日常的といえます。
遠征の場合はさらに刺激が大きくなりますね。
- 慣れない(見知らぬ)土地に降り立つ
- 自宅以外の場所で宿泊する
さらに、推し活の現場でしか会えない友達に会う行為も非日常的です。
初対面の人とつながる機会も多いでしょう。
- 友達と久々に再会する
- SNS上でしかやりとりのなかった人と初めて対面する
- 知らない人(友達の友達など)も含めた大人数で長時間を過ごす
以上のように、推し活にはこれだけの非日常的な要素があります。
娯楽とはいえ、疲れてしまうのも納得できるのではないでしょうか。
疲労を感じるきっかけや疲労の程度は、人によって異なります。
「自分はこの行為に大きな疲労を感じる」というアンテナを大切にしましょう。
推し活で疲れないための「ふだんどおり」の心がけ5選
ライブでの推しの勇姿、友達との久々の再会。
ふだんの自分からは想像できないほどの興奮が生まれるのも、推し活の特徴です。
非日常だらけの推し活で疲れを貯めないコツは、意識的に日常を作り出すこと。
つまり
日常の生活パターンや行動パターンをなるべく崩さず「ふだんどおり」を心がけることが大切です。
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わたしが実践している具体的な心がけを5つ紹介します。
①いつもと同じ時間に就寝・起床する
ライブ遠征時は生活のリズムが崩れがちです。
たとえば次のような状況が考えられます。
- SNSでの推しのツイート待機やレポ巡りなどで目が冴え、なかなか寝付けない
- 疲れすぎて一度座ったら立ち上がれず、入浴が遅れる
- ごろ寝してしまい、変な時間に起きてまた寝るを繰り返す
つい「今日だけ特別!」と自分を甘やかしたくなりますが
興奮状態と同時に疲労も引きずってしまいます。
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心と体を落ち着かせるためには
ふだんの生活リズムを淡々と刻むことが重要です。
生活リズムの基準として代表的なのは就寝時間と起床時間です。
遠征先でもいつもと同じ時間に行えば、心身の回復につながります。
余韻に浸るのは帰宅後にとっておきましょう。
後からじわじわと興奮がよみがえる感覚も心地いいですよ。
②ふだん使っているものを持参する
たいていのアメニティグッズはホテルに置いてあることも多いです。
たとえば次のようなものがあります。
- パジャマ
- はみがきセット
- 基礎化粧品
- ボディクリーム など
宿泊するのに困らない程度のグッズをそろえてくれるのは大変ありがたいことです。
日常から離れたくつろぎ空間で癒やされる人も多いと思います。
しかし「日常を作り出す」という視点では
ふだん使っているものを持参することが安心感につながる場合もあります。
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特にパジャマ。
着慣れたものの方が安眠できる気がします。
ホテルも非日常的な空間です。
よりリラックスできるよう、可能な範囲で日常を取り入れてみてはいかがでしょうか。
③ストレッチや筋トレなどのルーティンを守る
就寝時間や起床時間と同様、ルーティン化している行動があれば守りましょう。
たとえばわたしの場合、次のようなルーティンがあります。
- 就寝前のマッサージやストレッチ
- 起床時にベッドの上で軽く筋トレ
- 洗顔時の小顔マッサージ
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切実……(苦笑)
遠征先ではついサボってしまいがちですが、ルーティンをしっかり行うことで日常を維持できます。
体を通常運転させて疲れを断ち切りましょう。
④余裕をもって帰宅する
遠征中の生活リズム維持と同様に重要なのが、帰宅後なるべく早くふだんの生活リズムに戻すことです。
「せっかく遠征したのだから、ギリギリまで楽しみたい」と思ってしまいがちですが
体力と気力は確実に疲労しています。
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楽しい思い出を、楽しいまま残すことが大切です。
満腹よりも腹八分目のほうが美味しく食べられますよね(笑)
余裕をもって帰宅し、日常への切り替えを早めに済ませることで
疲労回復への準備が整います。
推し活の最大の目的は「推しを拝むこと」です。
それ以外は余力で楽しみましょう。
⑤苦手な行為は避ける
以上は生活パターンに関する心がけでしたが、最後は行動パターンに関する心がけです。
誰しも苦手意識のある行為があるでしょう。
それは大多数の人にとっては実に簡単なことかもしれません。
たとえばわたしは次のような行為が苦手です。
- グッズの交換
- 友達と友達の橋渡し役
- 朝まで飲み明かす
いずれも推し活の現場ではよく見かける光景であり、自らの興奮状態も重なって
「自分もできるのではないか」と無理をしてしまうことがありました。
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推し活では変身願望が生まれがちですが、キャパオーバーに苦しむ結末を迎えます(苦笑)
人は状況次第で見えない力がわいてくる……とよく言いますが
推し活の一時的な興奮状況下では、ふだん苦手なことは苦手なままです。
周囲の行動に影響を受けすぎず、自分を見失わないことが大切です。
推し活の現場に集まった人たちの共通点はただ一つ「共通の対象を推している」だけ。
性格や価値観などが違うのは当たり前なので、自分を冷静に保ちましょう。
推し活の人間関係はドライでOK
![](https://hitoripo.com/wp-content/uploads/2023/06/推し活の人間関係.png)
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推し活で「マイナスの刺激」を減らす方法
非日常体験たる推し活で疲れを減らすために、日常を作り出すコツをお伝えしてきました。
とはいえ、推し活は快楽やストレス解消を目的とした娯楽。
つまり推し活で疲れないためには、日常を作り出す心がけとともに
「マイナスの刺激」をできる限り減らすことも重要になってきます。
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以下に具体例を紹介します。
ライブ以外は体力を温存する
ライブハウスは刺激的な空間です。
たとえば次のような特徴があります。
- 狭い空間に知らない人どうしが密集
- 憧れの推しがすぐ近くにいるという非現実的な光景
- 音や光の大きさ(強さ)がハンパない
あなたのふだんの生活と比べていかがでしょうか。
中には日常的にこのような空間に身を置く人もいるかもしれませんが
わたしのようにギャップの激しい生活を送っている人も多いと思います。
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OL時代はほとんど会社と家の往復のみ。
休日は部屋に引きこもってネットサーフィン。
仲間がいると信じたい(闇)
刺激の強いライブ本番に体力と気力ともにピークで挑むには
本番前にできる限り温存するのが理想です。
グッズ列には並ばず、ゆっくりお茶しながら過ごすなど
ライブ本番を十分に楽しめるよう自らをコントロールしましょう。
ライブハウスは後ろで見る
ライブ本番中もなるべく刺激を少なくすることはできます。
それはライブハウスのエリア後方で見る方法です。
エリア後方は前方に比べ
押されない、自由に楽しめるといったメリットがあります。
ライブ本番での体力消耗が激しい、疲れやすいと悩んでいるなら
ぜひ実践してみてください。
詳しくはこちらにまとめました。
![](https://hitoripo.com/wp-content/uploads/2022/02/ライブハウス-後ろで見る2.png)
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一人の時間を確保する
コミュニケーションで疲れやすいなら、一人の時間を意識的に確保するのがおすすめです。
合流時間を遅らせる、打ち上げの一次会だけ参加するなど
時間を限定したほうが友達との時間を素晴らしいものにできる場合があります。
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わたしはライブ終演後に疲れがどっと押し寄せるので
なるべく早くホテルに戻り、一人でゆったり過ごすことが多いです。
友達と楽しい時間を過ごすために、あえて一人の時間を作りましょう。
一人遠征を基本にすれば、自由な時間を作りやすいです。
![](https://hitoripo.com/wp-content/uploads/2023/06/一人で-ライブ遠征.jpg)
![](https://hitoripo.com/wp-content/uploads/2023/06/一人で-ライブ遠征.jpg)
まとめ:推し活は心地よい疲労感だけにとどめよう
推し活で疲れないための「ふだんどおり」の心がけなどをお話ししてきました。
現実逃避的な特徴が魅力でもある推し活。
しかし没頭すると疲労の蓄積に気づきにくい点を忘れてはなりません。
疲れやすい自覚があるなら、本記事でお伝えした「ふだんどおり」や
マイナス刺激を減らす工夫を実践してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。