ライブ遠征でホテルの部屋を別々にしたい。メリットと解決策を紹介

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本記事は「ライブ遠征でホテルの部屋を友達と別々に取りたい」と悩む推し活女子に向けて書きました。

「一人の時間がほしい。でも部屋を別々にするなんておかしい?」
「友達にどう伝えたらいいの?」

もしこのように悩んでいるなら、本記事が少しは役に立てるかもしれません。

わたしは田舎に住むコミュ障のバンギャです。
こんな自分にも良くしてくれる仲間がいたおかげで、ライブ遠征には楽しい思い出がたくさんあります。

しかしどうしても疲れやすく、夜は早めにホテルでくつろぎたいと思っていました。

友達と一緒に遠征計画を立てた場合「一人で泊まりたい」とはなかなか言えませんよね……。

そこでわたしが実践しているのは

【伝え方を工夫する】【人間関係の築き方に注意する】

の2つです。

本記事では「ライブ遠征でホテルの部屋を別々にしたい」と悩む人に向けた解決策
独自の視点で紹介します。

よろしければぜひ参考にしてください。

もくじ

ホテルの部屋を別々にするメリット

「ホテルの部屋を別々にしたい」という欲求を抱くのは当然です。
なぜなら、メリットが多いから。

まずはわたしが経験してわかった、一人で泊まるメリットを5つ紹介します。

①一人の時間ができる

ライブ前後に友達と会える時間は楽しいです。

しかし
ライブに全力投球したあとは、疲れがどっと押し寄せるのが本音。

なるべく早くホテルに戻り、一人でゆったりと余韻に浸るのが理想の過ごし方です。

友達との時間を素晴らしいものにするために、あえて一人時間を作る必要があると考えます。

特に慣れない土地でのライブ遠征は刺激も多いです。
ホテルで一人時間を有効に過ごすことで、体力と気力を回復する効果があります。

②好みのホテルに泊まれる

ライブ遠征でホテルを選ぶ基準は人それぞれです。

たとえばこのような基準

  • できるだけ多くの公演に参戦してグッズも集めたいから、ホテルはとにかく安くしたい
  • 参戦するのは1公演のみでグッズも買わないから、その分ホテルにはこだわりたい

わたしは後者のパターンが多いため、ホテル代に費やす予算を多めにとっています。

しかし
一緒に泊まる友達が前者のパターンであったため、ホテル選びがスムーズに進まないという経験をしました。

お互いに最低限の希望を伝え合い、なんとか決めたのですが
気まずさが残りました……。

初めから宿泊は各自で決めるようにすれば、互いに譲歩することなく好みのホテルに泊まれます。

③2人以上と比べて予約が取りやすい

ホテルの検索をしていると
ツインやトリプルの部屋は満室でも、シングルの部屋なら空いているというケースをよく見かけます。

かつて何度かトリプルの部屋を検索しましたが、部屋数が少なく苦労しました。

結局、予約できた日もあればできなかった日もあり……
ツインとシングルで2人と1人に分けた場合は、メンバー決めで再び神経を遣います(汗)

シングルは割高になるものの、探しやすさを重視すればコスパは良好です。

④時間を好きなように使える

ライブ以外の時間の使い方も人それぞれです。

たとえばこのような使い方

  • 飲み明かしたい
  • 遠征先のグルメを堪能したい
  • すぐ帰って寝たい

わたしは断然、すぐ帰って寝る派です(笑)

かつて同部屋の友達が飲み明かしたい人でした。
わたしが付き合ったこともあれば、そこそこにしてホテルに戻ったこともあります。

お互い自由行動をしてバラバラに部屋に戻ることもできなくはないでしょう。
しかしそれなら、別な人かシングルを選ぶ方が明らかに便利ですよね。

就寝時間や起床時間など、生活スタイルが違っても時間を好きなように使えます

⑤いびきや寝言で迷惑をかけずに済む

誰かと同部屋で宿泊する際の懸念事項といえば、いびき寝言

わたしの場合はそれらに加え、歯ぎしりガス放出もあります。

ドヤってなんかいません。

迷惑をかけられないから、という理由で部屋を分ける手もありますが
「わたしもそうだから気にしないで!」と流してくれるやさしい人のなんと多いこと。

ありがたく受け入れさせていただくにしても、やはり悩みは切実。

一人ならどんなにいびきをかこうが寝言を発しようが、誰にも迷惑がかからないという安心感があります。

ホテルの部屋を別々にしたいと思うのはおかしい?

以上のようなメリットが明白でも、ライブ遠征で友達と別々に泊まるという考え方はおかしいのでしょうか。

わたしの経験やネット上の意見を総合すると……

考え方としておかしくはないけれど、場合によっては不自然にもなりうる
という結論になりました。

少しだけ双方の立場になり考えてみます。

部屋を別々にしたいと考えるのは自然なこと

前述のとおり、ライブ遠征の際に一人部屋で泊まるメリットはたくさんあります。
効率の面からも、考え方の一つとして十分に尊重されるべきです。

実際にSNSなどで「同じライブに行くのであれば現地で会いましょう!」というやりとりはしばしば行われます。
相手との関係性にもよりますが、宿泊をどうするかというところまで言及しないことがほとんどです。

推し活はあくまでライブがメインであり、プライベート旅行とは質が異なります

当たり前のように友達とすべての時間を共にする必要はありません。

特に初めて会う人や、一度か二度しか会ったことのない人と同部屋で宿泊する場合。
抵抗を感じる人がいても珍しくはないでしょう。

場合によっては不自然にもなりうる

ライブ遠征とプライベート旅行では質が違うという考え方を紹介しました。
しかしその考え方が通用しない場合もあります。

それは
「ライブで会う」のではなく「一緒に遠征する」のが前提である場合。

行き帰り、食事、ライブチケット、翌日の予定……
すべてを一緒に行動する中で宿泊だけが別々というのはさすがに不自然です。

一括した遠征プランを練ることになれば、ライブ遠征とはいえプライベート旅行と同じ感覚で楽しみたいと思うのが自然ではないでしょうか。

友達との距離がぐっと近くなるため、エモさを求めて遠征計画を立てる人もいると思います。

うちら永遠の友達♪っていうあのエモさ。
なつかしい青春……(遠い目)

このように、場面によってはよそよそしさがムード崩壊につながってしまうこともあります。

自分に正直になることが大切

一人になりたいのか、みんなと一緒にいたいのか。
距離をぐっと縮めたいのか、一定程度の距離を保ちたいのか。

同じ推しを応援する仲間どうしでも、考え方は十人十色です。

一緒に泊まるのが当然だと考えている人から一方的に話を進められてしまうこともあるでしょう。
それでも、あなたはあなたの考えをしっかりもっています。

友達とのやりとりに違和感を抱いたら、その正直な気持ちを否定しないことが大切です。

「部屋を別々にしたい」と正直に伝える必要はないと考える理由

「一人で泊まりたい」という正直な気持ちを、友達にも理解してもらいたいですよね。
しかしなかなか言えないのが現実ではないでしょうか。

正直に伝えたらいいという意見もありますが、実際は言えないものです。

わたしは次のような理由から「部屋を別々にしたい」と正直に伝える必要はないと考えます。

①相手を傷つけてしまうから

「一人になりたい」という理由が、たとえ相手を嫌う意味ではないとしても
拒否されたと受け取られかねません

もし自分がそのように言われたら、やっぱり傷つくと思います。

一度でも一緒に泊まったことのある人にはなおさら言えないです。

カラッと明るく伝えられたらいいのでしょうが、コミュ障のわたしにはそれが難しい。

誤解を与えてしまうなら、言わないほうがやさしさだと考えるようになりました。

②論破する必要はないから

「一人になりたい」と伝えられた相手の心には「どうして?」が募ります

かつて友達から
「一緒にライブ遠征するなら同部屋は当然」というニュアンスのことを言われた経験があります。

そのときわたしは「一人で泊まるのが好きだ」という趣旨をシンプルに伝えられませんでした。

相手を論破する形になってしまいそうで不安だったからです。

推し活の場面で、友達に対して余計なエネルギーを消耗する必要はありません

人にもよりますが、リスクを背負ってまで正直な気持ちを伝えなくてもいいと考えます。

③伝えた側も後味が悪いから

仮に相手が理解してくれたとしても、わがままを言ってしまったような気がして後味が悪くなります。

考え方が違う者どうし、一緒に行動するにはどちらかが折れなければなりません

罪悪感を味わうくらいなら、自分が折れた方がよかったと思ってしまいます。

一人で泊まりたいと伝える具体例を紹介

相手に対して正直な理由を伝えられないとしても、ストレスを抱えながら付き合うのは失礼です。

ここでは、相手に思いやりをもって伝えるわたしなりの方法を紹介します。

伝え方のコツは【予定が立たない】を理由にすること

ライブツアーの日程が発表されるのは、その時々で異なりますが
最低でも2~3か月前であることがほとんどです。

たとえ数か月であっても、未来のことは誰にもわかりません

予定を立てられないこともしばしば。
また、予定はつねに変更の可能性を秘めています。

したがって
当日どうなるかわからない、見通しが立たないことを理由に一人部屋を予約すればいいと考えます。

わたしや友達含め「予定が立たないから、自分抜きでプランを決めてほしい」と伝え合うことはよくあります。

伝え方の具体例

たとえば、次のような事情は誰しも一つはあてはまるのではないでしょうか。

伝え方の具体例
  • ライブへ行くかどうか、まだわからない
    (仕事や家庭の事情、金銭面や気持ちの面ですぐには参戦を決められない場合)
  • 別な人と行くかもしれない
    (「今度一緒に行こう」という話をしている友達が他にもいる場合)
  • 親戚や友達の家に泊まるかもしれない
    (遠征先に親戚や友達が住んでいる場合)
  • 日帰り、または翌朝早く出発しなければならない
    (翌日に用事がある場合)

ライブ日程が発表された時点で考えられなかったとしても、可能性としてゼロではないはずです。

いずれも直前に予定が変更になれば、一人でホテルを取るほかはありません。

嘘をつくわけではないため、罪悪感に苦しむこともなくはっきりと伝えられます。
伝え方に自信がないという人はぜひ試してみてください。

ライブ遠征の宿泊で悩まない人間関係を築こう

「一人になりたい」「伝えるのにストレスが発生する」
これらの悩みは人間関係の築き方によっても解決できます

わたしは運よく相性のいい人に出会えました。
彼女と推し活をしているとき「一人になりたい」などと思ったことはありません。

最後にわたしが実践した、かつ現在も実践している人間関係の築き方を紹介します。

既存の人間関係と距離を置く

既存の友達と、日頃どのようなやりとりをしているか振り返ってみましょう。

仲良くしているつもりでも、どこか波長のズレを感じている……なんてことはありませんか?

会話のスピードや距離感が違えば、合わせようとして疲れます。

自分軸を保ちたいというSOSが「部屋を別々にしたい」という思考として表れているかもしれません。

心当たりがあれば、次のような方法で距離を置くことをおすすめします。

既存の人間関係と距離を置く方法
  • ツイッターから距離を置く
  • LINEの返信スピードを無理なく保つ
  • 一人推し活を増やす

推し活は趣味であり、無理してまで付き合いを維持する必要はありません
適切な距離感を保つように意識することが大切です。

一人推し活を基本とする

既存の人間関係を整理したら、一人推し活を基本として行動しましょう。

友達ができるきっかけはSNSが多いです。
わたしはツイッターで推し活専用アカウントをもっていますが、現在はほとんど使っていません。

こうなると、新たな友達ができる確率はゼロに近くなります。
しかし人間関係のストレスがなく快適です。

現在は相性のいい友達だけと交流し、それ以外は一人で推し活を楽しんでいます。

新たな人間関係を築く際はドライに

SNSをしていなくても、ライブ会場で知り合うなど
新たな人間関係を築くケースはまれにあります。

推し活の人間関係で大切なのは
自分を正しく理解した上で無理のない付き合いをすることです。

基本的にはドライな関係のままでいいと考えましょう。

気の合う人と出会ったらじっくり距離を詰める

長く関係性を築くうちこの人とは相性がいい」と思えたならラッキーです。

誰にとっても最適な距離感が存在します。
疲れやすいならゆっくり、じっくり距離を詰めるのが理想です。

もし理想の流れに反する障害が起きたなら、それは違和感として感覚に表れます。

違和感がなく、一緒にいても疲れない関係性になれば
推し友を超えたリア友になっているはずです。

ライブ遠征のホテル宿泊は【一人】か【リア友と一緒】の二択

友達が推し友を超えたリア友になると、ライブ遠征の質が変わります。
それは「この人と一緒に旅行する」という目的ができるためです。

この人とならプライベート旅行もできる。
そう思えたなら、もはや「部屋を別々にしたい」という思考は生まれません

とはいえ、相手の意向を確認する思いやりは必須です。

リア友以外は一人部屋
この二択でライブ遠征の宿泊はストレスフリーに楽しめます。

まとめ:相手も自分も大事にしてストレスフリーなライブ遠征を!

「ライブ遠征でホテルの部屋を別々にしたい」と悩む人に向けた解決策を
独自の視点で紹介してきました。

まとめると……

  • ホテルの部屋を別々にするメリットは明らか。いたって自然な考え方です
  • でも正直に伝えてしまうと相手を傷つけるかもしれません
  • 【当日の予定がまだわからない】ことを理由にして伝えるのがおすすめです
  • 相性のいい人なら悩まない。人間関係の築き方を変えてみては

ホテルの部屋を別々にしたい!というテーマは、わたしがよく悩んでいたことでもあります。

経験談が同じ悩みを抱える人のためになればと思ったのですが。
ここまで書いて、わたしの面倒な性格が浮き彫りになったなぁと……(汗)

しかし、相手を傷つけたくない。
それでいて、ストレスフリーにライブ遠征を楽しみたい。

その結果、このような結論にいたりました。

本記事が少しでも参考になれば幸いです!
最後までご覧いただきありがとうございました。

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