わたしが推しと出会った時
推しはすでに10年近く活動しているベテランのバンドマンでした。
周りのファンは長く応援してきた方がほとんど。
わたしは新規ファンなのだという気持ちがとても強かったです。
本記事では、新規ファンとしてどのようなことを心がけるべきなのか
経験談を交えながらご紹介します。
結論:周りを意識しすぎず、自分の感性に従うことが大切
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推しと先輩ファンの皆さんが築いてきた歴史を尊重することは確かに大切です。
しかしわたしはそれを意識しすぎて、自分の感性を閉ざしてしまうこともありました。
先輩ファンがそう思うのなら、きっとそうなのだ。
先輩ファンがやっていることを、わたしもやるべきだ。
しかし
先輩ファンがどうなのかではなく「自分がどう感じたか」を重視しましょう。
現場に通って得た自分だけの感性を積み重ね
焦らず時間をかけて推しを知っていくことをおすすめします。
新規ファン時代の失敗談
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自分の感性を大事にしたいと考えるようになったのは
新規ファン時代に下記のような失敗をしたからです。
1.友達作りを優先した
わたしはまず友達を作って
推しのことをいろいろ教えてもらおうと思っていました。
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「バンドのことをよく知らないのは他のファンに失礼」
という気持ちが強かったからです。
でも本来は
新規ファンであれば知らなくて当然なのであり
先輩ファンと同じような意見を持つのは逆に不自然です。
優先するべきは、自分の目や耳を使って推しを知っていくことです。
友達作りは、それからでも遅くはありません。
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2.曲を一気に買い集めた
わたしは「推しの曲なら全部知っていて当然」と思い
過去の作品を一気に買い集めました。
これだと曲に対する満足感というより
「すべてそろえた!」という行為そのものへの満足感が大きくなってしまいます。
また
そろえたのだから聴かなければ!という義務感にかられてしまうと
そこに好きな音楽を楽しむ気持ちはありません。
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新規ファンでもそうでなくても、知らない曲があったっていいのです。
たとえば
- 推しになったきっかけの曲
- お気に入りの曲
- ライブの定番曲
- ヒットしたアルバム
- ライブで初めて知った曲
- ライブで聴いたことで印象が変わった曲
というふうに
聴きたいという欲に従って曲を集めていけば
推しの音楽をより深く味わえるようになります。
3.振り付けを完璧にした
わたしの推しはライブでの振り付けが比較的多めです。
慣れてくると楽しいのですが
新規ファンのうちから完璧主義に走ってしまうと
頭の中は「次は右!」「次は上!」みたいなのでいっぱいになります。
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自分が振り付けに必死だった記憶しかないことも(笑)
ライブハウスの場合
フロア後方にいれば、前方のお客さんに合わせて自然と体が動いてくるので
振り付けが完璧でなかったとしても無理なく楽しめます。
まずはライブを楽しむことと、推しを拝むことに集中しましょう。
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4.イベントにたくさん参加した
ここでいうイベントとは
握手会やサイン会、ファンクラブ旅行などのことです。
わたしが推しの催し物で初めて参加したのは
ライブではなくサイン会でした。
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興味を持って間もないのに
サイン求めて東京まで行きました。
ミーハー族を自覚しております(苦笑)
このようなイベントはファンサービスが目的なので
推しに対して神のようなイメージがつきやすいです。
もちろん推しは仕事をこなしているだけなのですが
本来知り得ない人間性までも都合良く解釈してしまいがちになります。
推しの人間性など分かるはずがありません。
まずはライブに通い、推しがステージ上で発信するエネルギーを肌で感じることを優先しましょう。
5.先輩ファンの意見を自分の意見にした
長く続いているアーティストはファンとの絆が強いです。
推しと先輩ファンが育んできた歴史を尊重し
仲間に入れさせてもらった、という意識を持ちましょう。
ただし
先輩ファンの意見がすべて正しいとは限りません。
推しの活動方針について、先輩ファンと意見が違ったっていいのです。
推しをどう見るかはそれぞれの自由。
たまに「よくそんなところ見ているね!?」というマニアックなファンがいますが
先輩だろうが新規だろうが関係なく、マニアックな人はマニアックです(笑)
「この人はこう思うのか。でも自分はこう思う」
というふうに
新規ファンでも自分の意見をしっかり持った上で推し活をしましょう。
新規ファンがまずやるべきことは2つだけ
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以上の経験から
新規ファンがまずやるべきことは次の2つと考えます。
- ライブへ行く
- 好きな曲を購入して聴く
初めのうちは、とにかく知りたいという気持ちで焦ってしまいがちですが
ネットで何をどんなに調べても、自分の目や耳を使って実際に感じたことには勝てません。
それにはやはり、ライブへ行くこと。
そして好きな曲をとことん味わうことです。
- ライブへ行く
- ライブで新しい曲を知る、またはそれまで気付かなかった曲の魅力に気付く
- 好きな曲や思い入れのある曲が増える
これを繰り返すことが
新規ファンとして良いスタートを切るために必要なことだと考えます。
様々な事情で会場へ足を運ぶのが難しいこともあると思います。
自分のペースに合わせて無理のない推し活をしましょう。
おわりに
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わたしは
「ファンなら○○しなきゃ!」という気持ちが強すぎたために失敗しました。
ライブは行きたいときに行く。
曲は聴きたいときに聴く。
自分の感性を大切に、気持ちに正直に行動しましょう。
この記事が
新規ファンとしてどのように推し活を進めていくべきか悩んでいる方に
少しでも参考になれば幸いです。