孤独を感じる時、ひどく疲れた時
私はよくラジオを聴きます。
以前からラジオを聴く習慣はあったものの
デジタル時代が加速するのに比例して、ラジオを聴く時間も長くなっていることに
ふと気がつきました。
せっかくなので
その理由を独自の視点から分析してみました。
この記事をきっかけに
ラジオ好きの輪が広まればいいなぁと願っています。
ラジオはどんな時に聴くの?
ラジオを聴く習慣のない方にとっては
「ラジオなんていつ聴くんだ?」という疑問が浮かぶのではないでしょうか。
- 朝起きた時
- 出勤の支度をしている時
- 通勤中の車の中で
- 帰ってきた時
- 寝る前
この他に、部屋の整理をしている時や
ぼけーっとしている時など
作業と作業の空き時間にとりあえず電源を入れるような感覚でラジオを聴いています。
気づいた時に聴いています(笑)
昔と今とでラジオの聴き方はどのように変わったか
このように現在は
「気づいた時に聴く」というスタンスでラジオを楽しんでいますが
少し前までは「聴きたい番組をピンポイントで聴く」というスタンスでした。
- 推しの冠番組
- 推しがゲスト出演する番組
- J-POPカウントダウン番組
カセットテープやMDの時代ですね。
聴きたい番組を事前に調べて録音していました……懐かしい!
しかし現在は、特にお気に入りの番組があるわけでもなく
好きな人がパーソナリティを務めているわけでもありません。
推しの番組を熱心に追いかけることもなくなりました。
また
好きになった番組でも、都合が悪くて聴けない日は聴かずに終わります。
ラジオのために予定を空けることまではしません。
以上のことから分かること
以前は「人」や「番組」を目的としてラジオを聴いていたが
現在は「癒し」を目的として聴いている。
ラジオの魅力とは
①人の声に安心する
何事もなく日常を過ごしていても
ふいに孤独やさみしさが襲ってくることはありませんか?
そんな時、私の心では
「誰かの声が聴きたい」という欲求が生まれます。
ラジオから流れてくる声は様々です。
- 明るい声
- 落ち着いた声
- ダンディーな声
- チャーミングな声 …など
十人十色の声を聴いていると
不安だった気持ちが安心に変わっていくのを感じます。
②リスナーのおたよりで感情が豊かになる
ラジオ番組の醍醐味といえば
なんといってもリスナーのおたよりです。
自虐ネタにクスっとなったり
感動のエピソードにウルっとしたり…
負の感情が凝り固まっているときに、ラジオのおたよりを聴くと
自分の中の様々な感情が湧き上がってきます。
私にとって感情が豊かになることは
ストレス発散につながっています。
③パーソナリティに好感を持つようになる
ラジオを聴くまではよく知らなかった人や
それほど興味のなかった人でも
ラジオをきっかけに好感を持つことがあります。
「知ろうとしなくても自然に少しずつ知っていく」というのは
人に対して好意を持つ理想の形だと考えます。
それはオタク時代、推しのことを知ろうと必死になりすぎて失敗したから。
「この人なんとなくいいな」と思えたとき
心がちょっと嬉しくなるのを感じます。
この小さなほっこり感が、心の栄養となるのです。
④目や脳を使わずに楽しめる
私はテレビや動画も大好きですが
これらはどうしても目を使いますよね。
仕事で一日中パソコンを見ているので、帰ってからは極力目を休ませたい……。
それでも見てしまうけど(笑)
ラジオは目を使わないので
仕事で酷使した目を休ませながら楽しむことができます。
近年はvoicyのような
スマホで聴ける音声ツールも人気ですね。
コンテンツが豊富で楽しいツールなので、わたしもたまに利用しています。
しかし
スマホ操作が必要なので
「今日はもうスマホを触りたくないな…」という時には
つい避けてしまいがちです。
ラジオなら、リモコンのボタンひとつでいつでも聴くことができます。
番組名を検索することもないので、脳も使いません。
目や脳を休めながら楽しむことができるのは、ラジオ独自の魅力です。
⑤朝、気持ちよく起床できる
スマホを目覚ましとして使っているのですが
目覚ましをとめたその手でオーディオのリモコンを取り
ラジオの電源を入れるのが日課です。
ラジオの声で徐々に脳を目覚めさせていくことで
起きる際の抵抗が少なくなります。
わたしはこのやり方にしてから、寝坊することがなくなったので
オススメです!
しかも番組やコーナーの内容から、時計を見なくても
だいたいの時間がわかるようになりました(笑)
まとめ
ラジオの魅力と、現代のネット社会におけるラジオの意味について分析してみました。
目や脳を休ませながら
毎日手軽に少しの「安心、ほっこり、癒し」を感じることで
心の栄養を蓄えられる
「なんか疲れたな…」「スマホから離れてみようかな…」
そんな時は、ラジオのスイッチを入れてみませんか?
あなたにとって欠かせない癒やし時間のひとつになるかもしれません。