- 周囲の影響を受けすぎて、自分らしい推し活がわからなくなっている
- 当初の純粋な気持ちに戻って推しを応援したい
このように悩んでいるなら、本記事が少しは役に立てるかもしれません。
大好きな推しについて語り合える人間関係は素晴らしいものです。
しかし多様な価値観が集まる中で、自分を見失ってしまうこともあるでしょう。
バンギャ歴10年以上のわたしが本記事で伝えたいのは
「どのような推し活がしたいのか」という、自らのブレない軸を確立させましょう
というメッセージです。
ブレない軸が人間関係にどのような影響をもたらすのか、具体例も含めてお話しします。
よければぜひ参考にしてください。
「ブレない軸」とは「自分らしい推し活スタイル」のこと
わたしは自分のペースが分からないまま、周りのペースに合わせて推し活をしていました。
その結果
楽しいはずの推し活が疲労感でいっぱいになることもありました。
自分が疲れるだけでなく、行動をともにする人たちへの礼儀に欠ける行為でもあります。
推し活の楽しみ方に正解はありません。
最低限のマナーさえ守っていれば、あとは自分のペースで楽しむのみです。
推しの話で意気投合している間はなかなか気づきませんが
ファン同士でも価値観や行動スタイルは違って当たり前。
それぞれが自分らしい推し活スタイルを貫いてこそ、相性のいい人に出会えるのです。
自分だけの「ブレない軸」を明確にしたほうが、良好な人間関係を築けます。
推し活で確立させるべき「ブレない軸」の具体例5選
当初は軸がブレブレで疲れやすかったわたしですが
自分だけの「ブレない軸」を明確にしてからは、ストレスフリーな推し活が実現できています。
ここではわたしの「ブレない軸」を5つ紹介します。
①一人行動を基本にする
ライブやイベントは誰かと一緒ではなく、一人行動を基本としています。
重要なのは「基本スタンス」である点。
つまり「基本的には一人だけど、誰かと一緒のときもある」という意味です。
大切な友達とのスケジュールが合えば、喜んで行動をともにします。
それ以外は基本的に一人です。
一人行動には次のようなメリットがあります。
- 相性のいい人と出会える
- 人間関係のストレスがなくなる
- 推しへの純粋な気持ちを取り戻せる
周囲からの影響を受けやすく、自分を見失いがちになってしまう人には
一人行動で自らの内面と向き合ってみることをおすすめします。
詳しくはこちらにまとめました。
ある日の一人遠征日記を紹介しています。
②人間関係はドライでいい
推し活ではファン同士の助け合いや思いやりが大切です。
しかし誰とでも「リア友」のような深い関係性を築く必要はありません。
わたしはふだんから友達が多い方ではないため
推しを通じた多くの人とのつながりに興奮を覚えた時期もありました。
ところが次第に自分のペースを維持できなくなり、無理をすることも増えていったのです。
いつしか人間関係のストレスが、推し活の楽しさを上回るようになっていきました。
推し活の第一の目的は、尊い推しを拝むことです。
すべてのファンがこの目的を達成できるよう、最低限のやさしさとマナーさえあれば十分。
それが「推し活の人間関係はドライでいい」という結論に至った理由です。
詳しくはこちらにまとめました。
③ほしいグッズだけ買う
ツアーグッズを買うも買わないも自由であることは言うまでもありません。
しかし推し活の現場では
「このグッズがほしい」という純粋な欲求とは異なる思惑もしばしば発生します。
たとえば次のとおりです。
- せっかく来たから、何か買って帰ったほうがいいかな
- 友達が買うから自分も買おう
- よく譲ってくれる人のために、自分も多めに買ってお返ししなければ
- 売り上げに貢献したい
このような思惑で購入したグッズは、購入した瞬間だけの幸福感や達成感にとどまります。
わたしは収納したまま忘れてしまったものも多かったです(汗)
グッズ購入の基準は人それぞれ。
自分がほしいと思うかどうか、正直な気持ちを優先しましょう。
グッズは購入後の使いみちまで考えることがおすすめです。
④SNSはほどほどに使う
SNSはファン同士のつながりを感じられるため、メリットが多いのも事実です。
ただし、つながりに執着してしまうと疲れます。
たとえばツイッターで発生しやすいデメリットは次のとおりです。
- 他人の感情に影響される
- 人間関係の構築に気を遣う
- 推しへの愛情を他人と比較してしまう
- 他人の価値観に合わせてしまう
- 情報収集に必死になりすぎる
SNSには手軽に情報収集できる、推しの素顔が見られるといったメリットもありますが
使わなければ推し活ができないわけではありません。
大切なのはSNSを義務化しないことです。
適度に距離を置き、使い方を工夫すればストレスフリーに楽しめます。
詳しくはこちらにまとめました。
⑤生活のペースを崩さない
推し活で新しい人間関係ができると無理してしまい、生活のペースを崩しがちです。
たとえば次のような事例があります。
- SNSの返信が終わらず、なかなか寝られない
- LINEのテンポが早すぎて、追いつこうと何時間も画面に張り付いてしまう
たとえ周りのペースとあなたのペースが違っても、無理して合わせる必要はありません。
自分のペースを偽り続けることになれば苦しいだけです。
わたしは文章を考えるのに時間がかかるので、急ぎでなければ翌日に返信しています。友達にもゆっくり派が多く、助かっています。
ふだんの生活だけでなく、遠征先でもできる限り自分のペースを維持することが大切です。
詳しくはこちらにまとめました。
一人宿泊なら生活のペースを維持しやすいです。
まとめ:「ブレない軸」を明確にしてストレスフリーな推し活を
推し活をストレスフリーに楽しむために必要な「ブレない軸」を紹介してきました。
わたしが実践している事例以外にも、確立したい軸はたくさんあります。
自分らしいスタイルで無理のない推し活ライフを送りましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。